自己愛性人格障害の特徴

自己愛性人格障害者とのつき合い方

 

自己愛性人格障害者は入院している患者というわけではありませんから、普段生活している上で周囲にも必ず存在しているものです。社会的に成功している人も多いということで、もしも会社の上司がそんな人だったそれこそ大変です。

 

しかし、しばしばこういう困った状況というのは誰でも経験があるのではないでしょうか。そんな場合の対処ですが、まずは仕事以外の場面では、その上司のことは思い出さないように習慣づけることです。休日もそのことで悩んでいたら、それこそこっちがうつ病になりかねません。

 

次はもう少し具体的な方法ですが、そんな上司は「自分の負けや間違いを認める事が嫌な人」、「自分のことを優秀だと思われたい人」、「人のことを褒めると自分が損すると思っている人」だとしっかり認識して対応することです。

 

こちらから何か要望がある時は、その前に上司が喜びそうな事をまず話しましょう。その後で相談事をするようにします。あくまでも要望や批判ではなく、相談事とするのがポイントで、「ご迷惑かもしれませんが聞いて頂けますか」という感じが無難です。

 

「相談する」のは自分が「頼られている」と感じるものです。これは上司の自尊心をくすぐっているわけですから、そう簡単には相手も怒れないものです。

 

他にも、その上司とある程度上手にコミュニケーションをしている人がいるはずですから、様子を観察してコツを探してみましょう。よほどの事が無い限り、職場には移動があるので、一時の経験と考えてぜひ前向きに取り組んでください。